ブルースハープの本




二階から息子の吹くハープの音が聞こえてくる。その音色は哀愁を帯びていて、ゆったりとした気分になる。始めてから1年も経たないが結構上達が早いのに驚いている。
ブルースハープは浅見安二郎さんの自宅に月2回ほど通って、教えてもらっている。最近はジャズも吹きたいというので厚木まで深沢剛さんにも習いに行っている。
浅見さんは、三味線やバンジョー、ギターも弾くという方で、そのライブはなかなかいい。岡崎佳子さんと組んで「スモールハート」のCDも出している。

 11月28日の朝日新聞夕刊に浅見さんが出版された2冊目の新しい本の書評が載っていた。ぼくはハープは吹けないが本をちらちらと覗いた限り、図が多用されていて初心者にも分りやすいという印象を持った。
ブルースハープは10穴しかないのに3オクターブの音域を出すという優れもので、これに取りつかれると止められなくなるのは分るような気がする。ポケットに入れておいて、気軽に取り出しては吹いて楽しむことができるからだ。ブルースハープをやってみたい、あるいはもっとうまくなりたいという人にはぜひお薦めの一冊だ。


CD付き ブルースハープ
聴いて・吹いて・楽しくマスター
浅見安二郎 著
本体1400円
大泉書店

浅見さんのホームページ
    
2003/11/30 記