アステカのカレンダー(太陽石)
アステカ文明(1300年〜1500年)時代の円形の暦。 アステカは、メキシコ中央高原地方に花開いた文明で、1521年にスペイン によってほろぼされました。 これは、本物ではありません。伊豆のサボテン公園にあったレプリカ。 でも2m以上あるその大きさには、圧倒されました。 アステカ人は太陽を崇拝し、世界の存亡はその存在にかかっていると考え ていました。中央の太陽が現代の第5の太陽で、ナイフの形をした舌を出し いけにえの心臓を求めています。過去4つの太陽は、その斜め上下に記 されています。それぞれの時代は、ジャガー、嵐、火山、大洪水によって滅 んだとされています。 この石像は「太陽石」と呼ばれ、玄武岩でできています。 (太陽石:1479年 石彫、直径357cm、メキシコ国立人類学博物館蔵) |