| ●月齢12日の月明かりの影響で彗星は肉眼では探せなかったが、ファインダー（6倍30mm）では淡いコマが見えていた。写真では下方に細いイオンテイルを伸ばしているのがわかるだろう。 14日にふたご座で衝を迎えた土星（―0.3等）が見頃を迎えている。土星の衛星タイタンに着陸した探査機ホイヘンスが貴重な映像と観測データを送ってきたのは記憶に新しい。ちなみにホイヘンス（1629-1695）はオランダの物理学者・天文学者でタイタンを発見した人である。 ―------------------------------------------------------------------------------------------ （参考）カッシーニは1997年に打ち上げられ、2004年7月1日(日本時間)、7年半かけてやっと土星の回りを回る軌道に入る。 カッシーニ／ホイヘンス探査機は、土星及びその衛星の回りを回る「カッシーニ」と、衛星タイタンに突入するための突入機(プローブ)「ホイヘンス」からなる。カッシーニはこれから4年半をかけて、土星本体やその衛星を詳しく探査する。「ホイヘンス」は2004年12月にカッシーニ本体から切り離され、2005年1月14日(日本時間)にタイタンに突入、着陸に成功した。
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 擬似カラー表示による彗星 |
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 月 (18:30 1/1600sec ISO800、 Canon EOS Kiss Digital) 土星 （20:09 1/2sec ISO100 LV4mm、 Nikon COOLPIX4500） |
カッシーニ・ホイヘンスウェブサイト（NASA JPL）