シュワスマン・ワハマン第3周期彗星(C核)
●シュワスマン・ワハマン彗星(73P/Schwassmann-Wachmann3)は、11等台の明るさでうしかい座のアークツールスの近くに見えている。この彗星、5月には肉眼彗星になることが予想されている。シュワスマン・ワハマン彗星は1930年にドイツで発見された周期5.4年の彗星であるが、1995年に回帰したときにシューメーカー・レビー彗星(1994年に木星に衝突したことで話題になったSL9)のように彗星核が突然分裂した。その中で一番明るいのがこのC核である。現在C、B、G(E)、H、J、K、L核が今回の観測対象になっているが、C核とB核がそれぞれ3等台、5等台の明るさになることが予想されている。彗星はすでに尾を引いており、突然のバーストで予想よりもさらに明るくなる可能性もあるため、今から期待されている彗星なのだ。 |
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左上のうしかい座20番星が4.90等でこの写真では一番明るい。数字は等級を表している。 |
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by Stellanavigator7 |