コンタクト


 宇宙の映画やアニメがはやる原因って何でしょうか。この広い宇宙で地球だけが生物の存在できる場所だと考えたくないというのが大きな要因なのでしょうか?
「ET」、「2001年宇宙の旅」、「未知との遭遇」、「宇宙戦艦ヤマト」そして、「コンタクト」などあげれば、きりがありません。中でもカール・セーガンが書いた「コンタクト」の映画化は話題を呼びました。主演のジョディ・フォスターが良かったですね!



宇宙に知的生命体を求めるのは、一種のロマンを秘めています。昔(1960年代)、宇宙にいったいどれくらいの知的生命体がいるのかと真剣に考えた科学者がいました。F.ドレークという人物がその人です。オズマ計画というアメリカのグリーンバンク国立天文台の電波望遠鏡を使った探査は有名です。中性水素線の発する1420MHzの波長域を使って探査を行いましたが結果は不発に終わりました。しかし彼のたてた方程式は今でも「知的生命体の存在確立」計算の基礎になっています。

銀河系内に知的生命体が存在する可能性を予測するための計算式は以下の式です。

  N=S×P×E×τ×I×C×L÷T

 N :銀河系内に存在する知的生命の数
 S :銀河系内の全恒星数
 P :恒星が惑星系を持つ確率
 E :上の中で生命発生に適した環境を持つ惑星の数
 τ:生命が発生する確率
 I :知的生命が発生する確率
 C :技術文明が生まれる確率
 L :その文明の平均寿命
 T :銀河系の年齢

さて、答えはどうなるでしょうか?
ご自分でETと会えるかどうか予想してみてください。



SETI Institute(地球外知性体探査)
SETI(地球外知性体探査)に関するホームページ。200光年以内の探査をするフェニックス計画の情報もあります。