アインシュタイン「日本見聞録」展
北野丸でのアインシュタインとエルザ婦人 (Photo by 杉元賢治) 東京帝国大学にて |
●相対性理論で有名なアインシュタインが1922年(大正11年)に日本を訪れた時の記録を集めた展覧会が東京国際フォーラム・相田みつを美術館第2ホールで開かれている。展示物としては、狭いスペースを10のコーナーに分けて11月〜12月まで日本で過ごした経緯が紹介されている。一見するとこれだけというような印象を受けるが、その場で貸し出されるテープを聞いていると、当時の雰囲気を十分に味わうことが出きる。 by 岡本一平 日本での大学での講義、アインシュタインが見た日本の印象、国内移動中の車窓風景、二人の女性との結婚と離婚、バイオリン演奏などを通して人間アインシュタインを事細かに追っていく。物理の教科書で見るアインシュタインとは違った一面を見ることができた。
|
||
2006/2/8 記 |