EOS40D



デジタルカメラは日々進歩しています。魅力的な商品を出し続けているキャノンがまた新たなカメラを発売しました。EOS40D。この商品には食指を動かされる性能がいろいろと盛り込まれています。天体写真をやっている人間にとって欲しかった機能を紹介しましょう。

【1】液晶が大きい。3インチの大画面であるため見やすい。そしてライブビューモードがついているため、液晶上でピントの確認ができます。表示画面を5倍と10倍に切り替えられるのもEOS20Daから引き継がれた機能です。

【2】有効画素数が1010万画素となり、EOS20Daの820万画素を超えています。

【3】センサークリニーング機能。デジカメの弱点のひとつがセンサー上のゴミを写し込んでしまうことでしたが、ゴミのクリーニング機能が追加されました。

【4】画像のA/D変換は今までは12ビットでしたが、14ビットに増え、それだけ画像の滑らかさが増加しました。

【5】キャノンは、初めからCMOSセンサーを使用してきましたが、ISO感度が高くてもノイズが少なく天体写真には向いています。

【6】20Daで使ってきたオプション品がすべて使えるのも魅力的です。

 このカメラの性能をさらに向上させようとセンサーの冷却化の改造を進めている人もいます。温度が低いほどセンサーが発する熱ノイズが低減するためです。これらの動きを見つめつつカメラの選択を考えたいと思っています。

冷却カメラへの改造

ボディのみの実売価格は、現在のところ138,000円〜148,000円となっています。時間が経てば値段も下がってくるものと思います。懐具合と相談しながら考えている最中です。

キャノンホームページ
記:2007/9/13