アービタックス治療開始



分子標的治療薬「アービタックス」の治療が始まりました。今まで抗がん剤を3回変えてきましたが、それなりの成果を上げてはきたものの、長いこと続けていると、その効果も薄れてきます。
というわけで、今日から新しい治療薬を使うことになりました。
この治療薬は点滴方式で、第一回目だけ時間が少し多めにかかりました。ベッドで3時間半かかります。体には心電図の電極をつけたり、投与の間時々血圧を測ったりと体の変調を見ながらの治療です。一回目の治療では、これといった副作用も出ずに無事に終了しました。これから毎週点滴治療が続行されますがいい効果が出ることを期待したいところです。初回の料金は少し高いと言われていましたが8万円を少しオーバーしました。高額療養費が適用されないとやっていけない治療費ですね。次回からはいくらか下がるみたいですが、それでも月4回はあるので、ばかにならない出費となることは確かです。今のところ他の治療法がないため、これを信頼するより仕方ないと思っています。
この治療法でいいと思ったところは、以前のようにカプセルをつけたままの帰宅がないということでしょうか。病院での点滴だけで終わりです。それと気持ち悪くなるという症状が無いということなので、食事は通常通り取れることです。以前の抗がん剤では、治療後に襲ってくる吐き気が一週間くらい続きましたが、これが無いだけでも助かります。栄養を十分取りながら治療に専念できるということです。頑張りたいと思います。
 アービタックス注射液
記:2008/12/11