● 先週の金曜日に放射線治療をするためのCT検査が行なわれた。体に位置を確定するためのマーカーを書き込んだりしてCT撮影が行なわれた。そして昨日は放射線治療器の上でCT検査の結果をふまえて改めて照射の位置決めを行なう。 今日から放射線治療が始る。照射回数25回のプロジェクトの開始だ。治療器の上で横になり、患部のみ服をずらして直接放射線が当るようにする。体の位置やねじれ具合を調整してから治療が始った。まずは真上から10秒程度放射線を発射しているようなブーンという音が聞こえてくる。放射線は眼に見えないため、どういう具合に出ているかはぼくには分からない。  照射する部分が回転して今度は横から同じように照射、そして下からと反対側の横からの照射と４ヶ所から行なわれた。痛みも何も感じない。これで本当に治療しているのかと疑いたくなるような治療で、２〜３分で一回目の治療は終了した。今後、毎日この治療を土日祭日を除いて行なうため実質的には40日くらいかかることになる。現在、体の不調としては常にある残便感と尿の出が悪いことだ。どちらもガンが圧迫していることが原因と考えられるので、今後の治療でどれだけ改善されるかが気になるところだ。尿の方は、通常の方法では出ないため、お風呂で腰湯を浸かることにしている。これをすると、すぐに尿は出てくれるので、いまのところこの方法で、この場を凌いでいる。これは誰に言われたでもなく、自分で見出した方法だ。自分でできることはできるかぎり人の手を借りないでやっていきたい。病院までは車で30分くらいかかるが、自分で運転していくことにしている。リハビリのひとつと考えればいいと思っている。 |
| 記：2008/4/16 |