前立腺疑惑?



前々から気になっていた事。それは小水の出が悪いということ。それを確かめるため、泌尿器科を受診した。超音波による検査の結果、前立腺は大きくはなく、肥大ではないことがわかる。また膀胱鏡検査によって、尿道が細くなっているかをチェック。この検査は少し痛みを伴う。尿道に内視鏡を通す訳であるが、ちょっと太いものが通るのだからたまらない。もちろん通す前にゼリー状の麻酔薬を流し込むのであるが、これですべて良しというわけにはいかない。やはり痛みは残るのだ。しかしそれもちょっとの我慢。長い時間ではないのでそれも仕方が無いことだとあきらめる。それよりも中を膨らますためなのか水を300ccほど流し込まれるのがちょっとつらいところだ。お小水として流し出さないように我慢していなくてはならないからだ。検査が終わってから、お小水の勢いを見るためにそれを小型便器に出すことになる。横軸に経過時間、縦軸に排出量を記したグラフができあがるという寸法だ。なかなかよくできている。と感心している間に結果が出てくる。尿の出は正常。ただ出の勢いがちょっと弱い。
ということで、原因はつかめなかったが、前立腺肥大という疑いが晴れたことだけでも収穫と言える。ひとつ考えられることは以前の手術に際して、神経の一部を切断したかもしれないということ。それによって、小水の出の調節がうまくいっていないことが考えられる。しかし、これについては治療の道がないらしく、今の現状を維持するより仕方ないみたいだ。昼間は多くの水分を摂れば、小水の出もある程度確保できるので問題はない。夜の場合は、よく眠れるように、睡眠薬という手もある。この手で行こうか?
 (記:2009/2/27)