ハカラメ(葉から芽)(ベンケイソウ科)

葉から芽
  2月4日

   2月18日

小笠原から娘が持ってきた3枚の葉。これを、壁にピンで張りつけて時々霧吹きで水をやってると、葉っぱの側面から白い芽が出てきた。不思議な植物もあるものだ。これも自然の成せる技で、子孫を残すための知恵なのかもしれない。
小笠原は亜熱帯(ちなみに父島・母島は沖縄とだいたい同じ緯度である。)の植物が豊富で内地では見られない植物が多い。タコの木などは、根っこが地上にタコの足のようににょきにょき生えていたりする。小笠原に空港を建設する計画は中止になったみたいだが、当然のことだろう。1昼夜の船旅で行けるところだからこそ、まだまだ自然が残っているのだ。


  タコノキ
これが、飛行場でもできたら観光客でいっぱいになり、自然破壊も進む。不便なところには心あるものしか行かない。小笠原の良さを知っている人間のみが行ければいいのだ。
紹介した植物を「葉から芽」と名づけておこう。本当の名前を知らないから・・・・。べんけいそうの仲間だという話も聞いているが、現地の人も「ハカラメ」と言っているみたいだし・・・。
 成長したはからめ
その後、正式な名前がわかった。「セイロンベンケイソウ」というベンケイソウ科の植物。原産地はアフリカという。
2001/2/11