ホオズキ(ナス科)

ほおずき
ほおずきは、なす科の植物なので、花はナスに似ているが色は白。咲いた後、がくが大きくなり中の果実をつつむようになる。始めは緑色をしているが、しだいに赤みを帯びてくる。
ほおずきの実
子どもの頃ほおずきの実で遊んだ。中身を出した実の皮をふくらませて下唇と上の歯の間に入れて軽くかんで音を出す。ギュギュという変な音がする。音を出すのも難しいが、実の中身をうまく出すのが一苦労。
熟した実のがくを広げ、実を時間をかけてゆっくりともみほぐしてやる。中の実がやわらかくなったら、がくの付け根をねじりながらしんをゆっくりと引き出す。それから中に残っている種をようじでゆっくりと取り出す。これを急いでやると出口の所から大きく破れて失敗である。
牧野植物図鑑によると、ほおずきの名は茎に「ホオというカメムシの仲間がよくつく」ところからきているというのだが、調べて見るとホオズキカメムシというのが確かにいる。しかし、これではコロンブスの卵ではないか?
2001/9/16 鳩山にて