ジュウニヒトエ(シソ科)

鳩山の旧宮山台のあたりを散策すると、ふとしたところでこんな花にめぐりあう。道からはずれて落ち葉を踏みしめながらの散策は気持ちがいい。比企丘陵の木漏れ日が射し込む谷間にひっそりと咲いていた。

十二単」(じゅうにひとえ)は女官が着たもので、花が重なって咲く様子からこの名前がついたという。花の色はその土地の酸性度によって薄紫から白色と違うようだが、ここではほとんど白色をしていた。酸性が少し強い土地なのかもしれない。この花はしその仲間でもある。
2001/4/14