キツネノマゴ

道端でよく眼にする花であるが、花はひとつの花穂に2〜3個づつ咲いては消え咲いては消えていくので、華やかさはない。しかし近づいて眺めて見ると、なかなかかわいい花をつけているのがわかる。
きつねのなんとかという名前は調べて見ると結構あるのがわかる。牧野植物図鑑から拾ってみると、以下の名前が見つかった。
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きつねあざみ、きつねがや、きつねささげ、きつねのえふで、きつねのお、きつねのかみそり、きつねのたいまつ、きつねのたすき、きつねのちゃだいごけ、きつねのちゃぶくろ、きつねのてぶくろ、きつねのぼたん、きつねのまご、きつねのろうそく、きつねやなぎ
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いかにきつねに親しみを感じているかがわかる。昔話などに多くのきつねたちが登場してくるが、きっとこれらの影響もあるのだろう。
2006/9/14 自宅にて