クマガイソウ

熊谷草。袋状の花を鎌倉時代の武将・熊谷直実が背負っていた母衣(ほろ)に見立てて名づけたという。らん科の植物で向かい合った大きな二枚の葉から花茎を伸ばして花を咲かせる。。熊谷次郎直実は源平一ノ谷の合戦で平敦盛を討った武将として知られている。ちなみにあつもりそう(敦盛草)という植物も同じ仲間にある。

【母布】 鎧の背につけて飾りとし、時に流れ矢を防いだ具(広辞苑)
2006/4/22 森林公園にて