ポインセチア(poinsettia)

赤く見えるのは花ではなく上部の葉の色が変わったものだ。中央部の小さな塊が花。トウダイグサ科の植物で日本には明治時代に伝わった。
日本名はショウジョウボク(猩々木)。酒飲みの赤ら顔を葉の赤色から想像したものらしい。

ちなみに猩々を辞書で引くと次のように説明されている。
・オランウータンの別名。
・想像上の動物。オランウータンに似るが、顔と足は人に似て髪は赤く長く垂れ、よく酒を飲むという。
・酒の好きな人。大酒飲み。
・能面の一。童子の顔を赤く彩色した面。「猩猩」などに用いる。
・歌舞伎の隈取(くまど)りの一。薄い赤地にまゆや目の下などを紅でくまどるもの。
ポインセチアの花
2006/12/9 撮影:Canon EOS20Da