慈眼寺のしだれ桜




しだれ桜(枝垂桜)は糸桜とも言われ、細い枝が真直に垂れ下がり、独特の風情があります。
今朝の朝日新聞地方欄に慈眼寺のしだれ桜の記事が掲載されていました。慈眼寺は以前にここで開かれたジャズコンサートを聴きに行ったことがあるので、息子の運転でさっそく見物に出かけました。着いてみると桜は咲いていましたが普通の「そめいよしの」ではありませんか。しだれている桜などどこにも見当たりません。おかいいと思い電柱に貼られた住所を見ると東松山市とあるではありませんか。まったくの思い違いと分かり地図で調べていると、「しだれ桜ですか?」とここの住職が近くに寄って来て坂戸市の同名のお寺の場所を教えてくれました。
 慈眼寺(じげんじ)前の道路にはすでに多くの車が路駐していました。樹高15mのしだれ桜が満開を迎え、風が吹くと花びらが舞っていました。このしだれ桜はこの地に植樹されてからすでに200年以上が過ぎているといいます。遠くからでもこの桜を認めることができ、参道の六地蔵の先には見事な桜を見ようと多くの見物人が来ていました。

  麦畑の向こうに本堂としだれ桜を望む

  花吹雪
撮影:2007/4/1