ツクシ


つくしの本名は「すぎな」であるが、葉っぱが杉の葉に似ているところからこの名がある。すぎなと土筆は地下茎でつながっている。

鳩山の越辺川(おっぺがわ)沿いにある天満天神宮脇の土手には、毎年つくしが顔を出す。山菜として採ってきて御浸しにして食するとこれがうまい。

つくしはその形から「土筆」と書くが、まったくうまい名前だと思う。筆に当る部分を軽く振ると薄緑色の胞子が出てくる。顕微鏡で覗くと4本の糸状のものが付いていて、息を吹きかけると湿気で丸まり、しばらくして乾いてくるとほどける運動をするのがわかる。



             天神天満宮(鳩山町)
つくしの胞子の顕微鏡写真
FIM1500(ビクセン)150倍
Nikon Coolpix950

2001/4/8