雑感: 畑仕事


100uくらいの畑を借りて、ちょっとした野菜作りを始めて10年くらいは経つだろうか。いまだに失敗の連続である。できるだけ無農薬でいきたいと思いそれなりの工夫をしているが思うようにはいかない。その原因として考えられるものとしては、

1 気候の見極めがあまい・・・毎年の気象状況が微妙に異なるため、種まき時期
を間違えると出た芽も虫に食われてしまう。今年がその例だ。ダイコンなどをを蒔
いて芽は出てくるものの、次ぎの日には、すべて虫に食われていて悲惨な状況な
のだ。
2 土の管理が悪い・・・土の栄養分は作物に吸収されて作物が育つ。あたりまえ
のことだが、土に栄養補給しなければ、土も弱ってくる。

などが主なものだ。


冬野菜の白菜を種からポットで育てて、畑に移植した次の日にはすっかり地上からでている部分を食べられてしまった。しかたなく新しい苗には、寒冷紗で覆いをして育てている。いまのところ順調だ。虫に食われないように、1週間にいちどくらいは木酢液を200倍くらいに薄めたものを苗にかけてやり、虫除けにしている。この効果はこれからの成長を見てみないと解らないが ・・・。

畑仕事は時にはつらい。特に夏の雑草との戦いはまさに持久戦である。雨が降った後の1週間後は、すでに雑草がはびこっている。ただ、あまり雑草を取り過ぎても土の乾燥を招いてしまう。そこが難しいところだ。できるだけ雑草との共存を考えたいのであるが、作物より雑草の方が強いから困ってしまうのだ。

ひとつ、お勧めの本がある。徳野雅仁著「農薬を使わない野菜づくり」(マルジュ社)。イラスト入りの解説書で解り易い。これを見ながら畑仕事を楽しんでいます。
中秋の名月を明日に控えて 1999/9/23