光の入門書


光というものは、いつでも接しているのに、科学の世界に入り込むと
分かりにくいという人が多い。でも、それはちょっとした取っ掛かりで
解決することも多い。
ここに紹介する本は、そんなお薦めの本だ。
まず、左の「光の探検(福島 肇著、 コロナ社刊)は、62ページ
の小冊子であるが、高校生向きに書かれた入門書だ。
イラストも楽しく、物語風に書かれた内容はすぐに入っていける。それ
でいて、幾何光学から物理光学までさらっと流しているのがいい。

次に紹介する「光とはなにか(ファン・ヒール フェルツェル著、 ブルーバックス講談社)は前著をもう1歩
踏み込んだ本だ。本の副題にもあるとおり「光の本質をさぐる」道筋を明かにしている。光の大まかな像が自分の
中で作られれば、レンズ設計も目前に控えている。