深沢 剛さんのハープ




深沢さんは、まだ若いハープ奏者(1972年生まれ)であるが、その実力は世間が認めるところだ。17歳から始めたというから息子と同じ時に始めているいることになる。息子は厚木まで往復5時間かけて深沢さんのところに習いに行っているが、それだけのことはあるようだ。

 深沢さんが最近、新しいCDをリリースした。オリジナル曲を含めて12曲。ゆったりとしたハープの響きは題名の通り、聴くものに幸福感を与える力を持っている。深沢さんは、日本のみならず世界のコンテストで優秀な成績を収めている。

 ブルースハープの物悲しい響きは心に染み渡る。日本人の感性に合った楽器と言えよう。秋の穏やかな木漏れ日の中で、紅茶を飲みながら聴くそれは、まさにスローライフそのもの。あわただしい日々をおくる中でちょっとの心のゆとりを持ちたいものだ。
1991年:FIH全日本ハーモニカコンテスト・ブルースハープ部門優勝
1993年:ドイツでのワールドカップハーモニカチャンピオンシップ
      フォークカントリー部門2位
1995年:横浜でのワールドハーモニカチャンピオンシップ フリー部門2位

2003/11/30 記