インターネットの可能性
●ここ数年の間に、インターネットは普及し、多くの人たちがホームページを作り、 いろいろな情報を発信している。今まで、まじかな人たちとしか会話や、自分の 意見を述べなかった人々が、ぼくを含めていかに饒舌になってきたことか。 これは、いい傾向だと思う。自分の意見に対して、メールや掲示板などを通して コミュニケーションをかわす。目の前の会話と違って、一瞬の間がある。この間に 考える時間がある。自分の意見をまとめることができる。相対しての対話ももちろ んいい。表情や呼吸から相手の様子を読み取ることもできるし、一緒に笑ったり 泣いたり、怒ったりと同じ経験をすることができるからだ。 インターネットは、通常の会話とは別の可能性を提示してくれた のではないだろうか。 自分の趣味、仕事、友情、販売などさまざまな目的のために使える。 そしてそのページを見た人と共感しあえるのが最大のメリットではないかと思う。 こんなダベリングでも、読んでくれている方がいるというのはうれしい限りである。 ●最近、インターネットも、少しづつ変化をしてきているように思う。携帯電話での 「i-モード」は、そのひとつのあらわれだろう。携帯から様々な情報を得られるから だ。パソコンの前に、でんとかまえてやっているのはおじさん族?なのかもしれない。 インターネットは、本を買ったり、航空券の予約をしたり、百科辞典代わりに調べ物 に利用したりすることができる。 「i-モード」は今や若者のアクセサリのひとつになっている。映画のチケットを予約し たり、レストランの情報を調べたり、果てはカーナビと連動してドライブを楽しんだり いろいろな使い方があるためだ。 こうなると、今までの、でんとかまえてのインターネットではなくて、一種のタウン誌 的な要素をもってきたと言えるのではないだろうか。 雑誌をみると、i-モード関連のサイトの多さに目を見張ってしまう。たかが文字情報 だけとばかり思っていたが、携帯も進化して256色表示の画面になってきたし、しだ いに大型液晶になりつつある。 まだ、携帯かモバイルか、これからどんな方向にいくのかいまひとつ見えないが、 携帯がひとつの方向性を出してきたことは確かだろう。 ------------------------------------------------------------ ★ちなみに「i-モード」の「i」は (1)information(情報) (2)interactive(相互作用的) (3)internet(インターネット) の3つの意味合いを込めている頭文字だということらしい。 |