インターネットの可能性



ここ数年の間に、インターネットは普及し、多くの人たちがホームページを作り、
いろいろな情報を発信している。今まで、まじかな人たちとしか会話や、自分の
意見を述べなかった人々が、ぼくを含めていかに饒舌になってきたことか。
これは、いい傾向だと思う。自分の意見に対して、メール掲示板などを通して
コミュニケーションをかわす。目の前の会話と違って、一瞬の間がある。この間に
考える時間がある。自分の意見をまとめることができる。相対しての対話ももちろ
んいい。表情や呼吸から相手の様子を読み取ることもできるし、一緒に笑ったり
泣いたり、怒ったりと同じ経験をすることができるからだ。
 インターネットは、通常の会話とは別の可能性を提示してくれた
のではないだろうか。
自分の趣味、仕事、友情、販売などさまざまな目的のために使える。
そしてそのページを見た人と共感しあえるのが最大のメリットではないかと思う。
こんなダベリングでも、読んでくれている方がいるというのはうれしい限りである。

最近、インターネットも、少しづつ変化をしてきているように思う。携帯電話での
i-モード」は、そのひとつのあらわれだろう。携帯から様々な情報を得られるから
だ。パソコンの前に、でんとかまえてやっているのはおじさん族?なのかもしれない。
インターネットは、本を買ったり、航空券の予約をしたり、百科辞典代わりに調べ物
に利用したりすることができる。
「i-モード」は今や若者のアクセサリのひとつになっている。映画のチケットを予約し
たり、レストランの情報を調べたり、果てはカーナビと連動してドライブを楽しんだり
いろいろな使い方があるためだ。
こうなると、今までの、でんとかまえてのインターネットではなくて、一種のタウン誌
的な要素
をもってきたと言えるのではないだろうか。
雑誌をみると、i-モード関連のサイトの多さに目を見張ってしまう。たかが文字情報
だけとばかり思っていたが、携帯も進化して256色表示の画面になってきたし、しだ
いに大型液晶になりつつある。
まだ、携帯モバイルか、これからどんな方向にいくのかいまひとつ見えないが、
携帯がひとつの方向性を出してきたことは確かだろう。

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ちなみに「i-モード」の「i」は
(1)information(情報)
(2)interactive(相互作用的)
(3)internet(インターネット)
の3つの意味合いを込めている頭文字だということらしい。