木星 2005/6/8
●薄雲を通しての木星像は明るさも落ちている。撮影条件は最悪であったが、いくつかのおもしろい模様が見えている。左側の大赤班に続いて南赤道縞上に白斑列があるのが分かる。北赤道縞から上方右に向かって青いフェストゥーンが伸びている。 フェストゥーン(Festoon)は、レンゲなどを連ねて作る花綵(かさい、はなづな)のことで形が似ているために付けられた名前。例えば日本列島などは島が連なった形をしているので、よく花綵列島と呼ばれている。左の衛星はガリレオ第三衛星ガニメデで、その影を木星本体に落としている。 |
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