木星とペルセ
●木星の右側に見えているのは第三衛星ガニメデ(4.6等)です。昨日より像の揺れは少し多く感じられます。 今夜(12日)から明朝(13日)にかけてはペルセウス座流星群の極大日。庭にリクライニングチェアを持ち出し、蚊取り線香を置いて万全の体制で観測に臨みました。22時過ぎあたりから流星が流れ始め、23時前にはペガスス座を横切るマイナス等級の明るい流星を観測しました。夜風が気持ちいい。新月のため月明かりがなく星がよく見えました。透明度も抜群にいい状態です。仮眠をしてから三時過ぎに観測を再開しました。四時頃に天頂付近をマイナス等級の流星が北から南へ流れるのを見てペルセ観測も終わりとなりました。極大は7時過ぎと予想されていますが、日本からはその姿を見ることはできません。 白んできた東の空には三ツ星が縦に並んで昇ってきています。三ツ星の連なりを上に伸ばしていくと、おうし座のアルデバラン、火星、スバルと並んでいました。中でも火星が明るさを増しています。ヒアデス星団のあたりを二つの人工衛星が西から東へゆっくりと通り過ぎていきました |
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光度:-2.3等 視直径:40.6" 中央経度: 53゚(I) 58゚(II) 中央緯度: -3゚ (19:53) | |
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