山田かまち に想う
山田かまち(1960〜1977) |
●山田かまち、エレキギターの練習中に感電死した17歳の青年。 彼の生涯は短かったが、多くの絵、詩、そしていろいろな想いを 遺して行った。小さいころから絵が好きで、小学3年生の冬休み の宿題で、動物の絵を30枚、1時間あまりで書き上げたという。 伸び伸びしたタッチと力強さに圧倒される。特に青色が好きだった という。ぼくは、中でも、ぞうの絵が好きだ。絵を描く前にその動物 の真似をしてから描いたというからおもしろい。図鑑などを見ながら ではなく、記憶の中にある動物を思いながら描き出したというから、 すごい。 ●中学時分には、宇宙への関心も高まり、貯めた貯金で天体望遠 鏡を買い、冬の寒空のもとで一晩中観測していたこともあるという。 ビートルズやレッド・ツェッペリン、エアロスミス、クイーンなどのロ ックに傾倒し氷室京介達とロックグループを作りその魅力にとりつか れていった彼。 未成年者の犯罪が増えている中、かまちの生き様を今一度考えて みるときではないだろうか。 |
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小学3年生の時に描いた象(水彩画)
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山田かまち水彩デッサン美術館(群馬県高崎市) 休館日:毎週水曜日(祝祭日は開館) AM10:00〜PM6:00 |