軽井沢で見た星空
●あたりが暗くなるにつれて、ここ北軽井沢の空は澄んだ青空に夕焼けが混ざってくる。西には金星が煌々と輝いている。まずはその姿を固定撮影とガイド撮影で追う。 風も無くおだやかで、しだいに夜空は星で埋め尽くされていく。冬の星座が西に傾きはじめた。今回の目的のひとつは夏の星々を明け方にねらうこと。夏の星座をその季節に写すのもいいが、明け方の透明度に助けられて銀河も明るく見えるこの季節に狙うのもいい。 夜半を過ぎ、午前2時ころから撮影準備にとりかかる。風はないが、さすがに寒い。気温は摂氏2度くらい。天の川が流れている白鳥座から南の射手座あたりまでが狙い目だ。夜明けまで寒さと戦いながらの撮影。 あたりが白みはじめるころ、リニア彗星をさがしたが、山の端にたちこめた靄で見ることができなかった。そして日の出・・・。長い一日が終わった。 |
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