小江戸川越
時の鐘 |
●古い町並みが残る川越。町のシンボルでもある「時の鐘」は午前6時、正午、午後3時、午後6時の4回、時を知らせる。櫓の高さは奈良の大仏と同じという。札の辻から仲町にかけて立ち並ぶ蔵造りの家では、和菓子、瀬戸物、古物、漬物などを売っている。 菓子屋横丁には、なつかしい駄菓子などが店を広げている。正月ともあって、人出も多い。味見の菓子を食べながら古い町並みを楽しむ。ソースせんべいなんて知っていますか?子供のころ、紙芝居屋が拍子木をたたいて子供達を近くのお寺や神社にさそって連れていき、そこで紙芝居をするわけだが、始まる前に水あめやら、ソースせんべいを売って儲ける。2枚の薄いせんべいの間に特性のソースをぬっただけのお菓子なのだが、これがなかなかうまかったのを覚えている。紙芝居はただなので他のあめや何やらで儲けを出すしくみになっていたが、数円の値段で子供でも買えるようなシステムを作っていた。 |
菓子屋横丁 | |
喜多院五百羅漢 | ●喜多院の境内には、五百羅漢が所狭しと並んでいる。天明2年(1782年)から約50年かけて作られたもので、全部で540体ある。日の光を浴びてゆったりとしている表情は、見飽きることはない。 喜多院では、正月の3日に恒例のだるま市が開かれ、賑わいを見せる。 |
2002/1/4 |