キキとキジバト


キジバトキジバト

庭に下りてきて、羽を広げ日向ぼっこをしているキジバト。羽を広げた色合いはとても綺麗だ。庭には飼い犬のキキがいるのだが、そんなことにはお構いなしにのんびりしている。キキの方も自分のエサが食べられていてもじっと見ているだけで文句も言わないやさしい犬なのだ。そのやさしさにつけこんでこのキジバトときたらと思うのだが、こんなことを考えるのは人間様だけなのか?
キキキキ
2001/7/1 自宅の庭にて 撮影:加藤 渉

2002年2月11日朝方、キキは息を引き取った。15年間、我が家の家族の一員であっただけにさみしい。2年くらい病気勝ち(フィラリア、眼振など)であったが、しばらく前までは散歩を楽しんでいた。昨日までは割合元気そうに見えていたが、今朝キキのそばに行っても起きあがることができず、悲しげな小さな声を発するのみ・・・。小屋の中にそそうをしていたが、はじめてである。毛布を上からかけてあげたが、その一時間後くらいにはすでに息がなかった。
庭の片隅に穴を掘り、大葉を敷いて、そこに寝かせる。上からも大葉をかけ、家族全員で花を手向け、上から土をかけてあげた。小石を上に敷き、庭のやや大きな石を墓石に立てる。
やさしかったキキ、やすらかに眠れ!
2002/2/11