こどもの日



今日は立夏であり、端午の節句でもある。こども達がすでに大人になった今、自宅でこどもの日を祝うということが無くなってから久しい。 しかし今年は少し事情が変わった。去年生まれた孫が再びこの行事を思い出させてくれた。といっても小笠原に住んでいるために直接祝うわけにはいかないが、娘から送ってきた写真を見ながら、もうすぐ一歳になるのだなとあらためて月日の経つ速さを感じた。伝い歩きは始めているがまだ自分の足で立って自由に歩くことは出来ない。座っているときは自分のやりたいことを一生懸命やっている。ハイハイではすごいスピードで目的のところにまっしぐらに進んでいく。あぶないと思って遮ると、脇を通り抜ける知恵も付いてきている。早いものだ。生まれたときは弱々しく見えたが、今ではたくましい一面を覗かせている。 
 こどもの日が定められたのは1948年というから、今年で60回目を迎えたことになる。ちょうどぼくの年ではないか。もっと古くからあると思っていたが、意外と最近だったんだ。孫のいるベランダには小さな鯉のぼりが飾られていた。


      かぶとの大きいこと!

   かしわ餅
柏の葉は新芽が出るまで古い葉を落とさないということから、跡継ぎが絶えないという縁起をかついで食される
 
 
 
父親が漁に出かけてしまうため、早めのお祝いをしたそうだ

ベランダの鯉のぼり 

ちなみに五節供とは?
節供(せっく)は、伝統的な年中行事を行う季節の節目となる日のこと。。特に中国大陸から伝わった暦の上の風習のものをいう。古くは節日(せちにち)といい、節日には朝廷において節会と呼ばれる宴会が開かれた。日本の生活に合わせてアレンジされていくつもの節日が伝わっていたが、そのうちの5つを江戸時代に幕府が公的な行事・祝日として定めたのが節供である。(Wikipediaより) 
人日  じんじつ  1月7日  七草の節供 
上巳  じょうし/じょうみ  3月3日  桃の節供 
端午  たんご  5月5日  菖蒲の節供 
七夕  しちせき/たなばた  7月7日  たなばた、星祭り 
重陽  ちょうよう  9月9日  菊の節供 
 
  記:2008/5/5