電波望遠鏡と日時計


野辺山の電波観測所。45mの巨大な電波望遠鏡をはじめ、広い敷地内に多数の望遠鏡が設置されています。入口近くの歩道上に右写真のモニュメントらしきものが目についた。近寄って見てみると、上板から斜めに棒が出ていて、U字形の板には、目盛が刻まれていた。まさしく日時計だ。
最新科学を駆使した観測所と昔ながらの日時計。はじめ、不釣り合いな感じを受けたが、考えてみれば、どちらも電波をとらえている。日時計は光という電波を・・・。
そういう意識で見直すと、日時計が象徴的に、この電波観測所を物語っているように思えた。