●毎年、クリスマスが近づくと、サンタクロースを追いかけるプロジェクトを実施している所があります。北米航空宇宙防衛司令部(North American
Aerospace Defense Command、略してNORAD:ノーラッド)というアメリカ政府の機関が粋な試みを続けていて、今年で50回目を迎えます。
NORADは走査型レーダ、静止軌道衛星、サンタカメラやジェット戦闘機などのハイテク・システムを使って、12月24日の早朝からサンタクロースの居場所を探し追跡します。現在カウントダウン中です!
事の始まりは1955年、あるお店が地元紙に"サンタさんとお話ができる"と宣伝した広告で、間違った電話番号を載せたことが発端で、その間違い電話の先がNORADの前身にあたる中央防衛空軍基地(CONAD)でした。当然そこに電話がかかってきました。子どもからの電話を受けた司令官が機転をきかせてサンタの現在地を答えたことから、以後、毎年サンタの追跡が行なわれるようになったと言われています。何とも夢の溢れる話ですね!
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