危なかった!


 午前2時頃、ガシャッという音で眼が覚めた。寝床から抜け出して隣の部屋を見回してみたが異常はない。てっきり泥棒が何かを蹴飛ばしたものと思ったが違うらしい。次の朝、明るくなってから、居間を見てびっくりした。ソファーの上に壁に飾っておいた素焼きのお面が割れて落ちていたのだ。夜中のあの音はこれだったのかと納得がいった。壊れた痕を見ると、吊るしていた紐が切れたためらしい。落下したのが夜中で良かった。昼間だったら、このソファーにはよく横になって休むことが多いからだ。そんなときに落下していたら顔を直撃していたに違いない。考えただけでもぞっとする。この素焼きのお面、重さは数キロあるしろものなのだ。
教訓:横になる真上には物を置かないこと。とんだ巻き添えを食うことがあるやも知れぬ。
 
 記:2008/7/5