●10月11日に写した4つの惑星を同じ倍率でまとめたのが下の写真です。大きさもだいぶ違うのが一目瞭然ですね。金星と火星は片側が欠けています。太陽との位置関係で影ができるためです。金星は表面が厚い雲に覆われているため模様らしきものは見えませんが、位相と大きさの変化が楽しめます。模様のおもしろさと言えば火星と木星ですね。ただ木星は夕方の西空で高度がしだいに低くなっているため、観測シーズンはそろそろ終わりです。火星は年末に向けて観測シーズンに入ります。現在は22時前に東の空に昇ってきます。土星は明け方の空低くに見えています。土星の環は年々傾きが変化していくため、その変化を追っていくのも楽しいものです。
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光度 |
視直径 |
金星 |
-4.5等 |
29.9" |
火星 |
-0.2等 |
10.4" |
木星 |
-1.9等 |
34.3″ |
土星(本体) |
0.8等 |
16.6" |
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