25cm鏡試写



中国(シンタ製)の口径254mm(f=1200mm)の反射鏡のテスト撮影をしました。さすがに口径200mmよりも分解能が上がっているのがわかります。土星のカッシニの空隙もほとんど一周して写っています。やや薄雲が月を覆っていましたが、月面の像もシャープです。球状星団の星像もまあ満足できる範囲でしょう。これらを総合すると放物面の精度もなかなかいいようです。中国製と言って侮れない製品だと思いました。
右の写真は20cm(f=800mm)との比較です。口径が54mm増えるだけでこれだけのボリュームになります。重さも倍以上あるため、架台に載せるのが一苦労です。それでも、それだけの性能を発揮してくれれば、そんなことは問題ではありません。

月面の大画像 (1600×1144pix 303kバイト)
2007/4/27
土星:19:25 LV20mm、450フレーム合成
    19:31 LV12mm、700フレーム合成
    PHILIPS SPC900NC、25fps
    
:  19:00 直焦
    Canon EOS20Da、ISO400、1/125sec
    パラコア
D=254mm f=1200mmニュートン反射
自宅にて
M13 2007/4/28 3:33(JST)
D=254mm f=1200mmニュートン反射直焦
Canon EOS20Da、ISO400、120sec
パラコア、LSP-P2フィルター
自宅にて