●りょうけん座にあるM51銀河、大熊座にあるM101銀河と惑星状星雲M97を撮影する。すべて北斗七星のそばにある。望遠鏡を使えば透明度の良い所なら肉眼でも見ることができる。 |
by Stellanavigator7
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M51(子持ち銀河)
2006/5/3 20:40〜20:47(JST)
3分露出ダーク補正後、2枚合成
Vixen R200SS直焦、コマコレクター
EOS20Da、LPS-P2Filter、ISO1600
北軽井沢にて |
【光度 9.0等 視直径 11'×8' 距離 2100万光年】
大きな銀河と小さな銀河が細い星々の架け橋で繋がっているので「子持ち銀河」と呼ばれている。腕の部分に活発な星生成領域が広がっていて星が生まれ続けている。 |
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M101(回転花火銀河)
2006/5/3 20:52〜20:58(JST)
3分露出ダーク補正後、2枚合成
Vixen R200SS直焦、コマコレクター
EOS20Da、LPS-P2Filter、ISO1600
北軽井沢にて |
【光度 8.2等 視直径 27'×26' 距離 1900万光年】
まるでくるくる回る花火のような姿は、銀河を真上から見ているためだ。われわれの銀河系の約2倍の直径を持った星の大集団である。恒星は少なくとも1兆個含まれていると言う。1909年1月、1951年9月、1970年7月と、過去3度の超新星出現が記録されている銀河である。 |
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M97(ふくろう星雲)
2006/5/3 21:15〜21:24(JST)
3分、5分露出、ダーク補正後、2枚合成
Vixen R200SS直焦、コマコレクター
EOS20Da、LPS-P2Filter、ISO1600
北軽井沢にて |
【光度 12.0等 視直径 3' 距離 1800光年】
肉眼ではかなり薄いイメージであるが、写真に写すと不気味な大きな二つ目を持った顔が浮かび上がってくる。ロス卿はこの姿をふくろうに見立てた。惑星状星雲というのは、星の爆発で広がったガスの姿である。長年月の間にその姿も変えていく。
●ロス卿 Parsons,William (1800‐1867)
イギリスのアマチュア天文家.アイルランド貴族でロス卿と呼ばれた.1826年から大型望遠鏡の製作に取り組み,1839年に口径91cm金属鏡反射望遠鏡.1845年に口径182cm金属鏡反射望遠鏡を完成させる。 |
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M13(ヘルクレス座)
2006/5/3 20:14〜20:16(JST)
ダーク補正
Vixen R200SS直焦、コマコレクター
EOS20Da、LPS-P2Filter、ISO1600
北軽井沢にて |
【光度 6.4等 視直径 10' 距離 2万2000光年】
北の球状星団で最も明るく見え、眼視でもよく見える星団のひとつ。 |
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