【 望遠鏡の性能表 】
口径(mm) 分解能(”) 極限等級(等) 集光力(倍)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
40 2.90 9.9 33
50 2.32 10.3 51
60 1.93 10.7 73
70 1.66 11.0 100
80 1.45 11.3 131
90 1.29 11.5 165
100 1.16 11.8 204
125 0.93 12.3 319
150 0.77 12.7 460
200 0.58 13.3 820
250 0.47 13.8 1300
300 0.39 14.2 1840
400 0.29 14.8 3265
人間の瞳7mm 約1分 6等 1倍
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
★口径・・・・・ 対物レンズや対物鏡の直径。
★分解能・・・・どのくらい細かなところまで分解して見えるかの性能。
角度の秒で表す。
★極限等級・・どのくらい暗い星まで見ることができるかを表す性能。
星の等級で表す。
★集光力・・・・人間の眼に比べてどのくらい光を集めることができるか
を表す性能。
人間のひとみの面積とレンズの面積との比較。
ちなみに、人間のひとみは、暗い所で平均7mmの直径
に広がります。昼間は2〜3mm程度。
【望遠鏡の倍率】
・望遠鏡の倍率は以下の式で計算できます。
倍率=(対物レンズの焦点距離)÷(接眼レンズの焦点距離)
・接眼レンズの焦点距離が短いほど、倍率は高くできますが、むやみに倍率を
高くしても、他の性能(分解能、集光力など)が口径によって決まっている
ため、良く見えるようにはなりません。
倍率の限界は、口径をmm数で表した数値の約2〜2.5倍です。ですから、
例えば、口径100mmの場合には、200倍〜250倍が限度になります。