「HR図」
 ヘルツシュプルング・ラッセル図の略。スペクトル型と絶対等級をそれぞれx、y軸としたグラフ上に恒星をプロットしたところ、ほとんどの星が、右下から左上に引いた帯状の対角線上(主系列星)にのっていますが、、残りのうち右上に分布しているもの(巨星)、そして左下あたりに分布しているもの(白色矮星)などがあります。この図を二人の天文学者の頭文字をとって「HR図」と呼んでいます。今では、この図が恒星の進化などを議論するときには無くてはならないものとなっています。