「スペクトル型」
 恒星の種類をスペクトルによって分類したものを「スペクトル型」と言います。1897年、恒星のスペクトルを詳しく調べたアメリカ、ハーバード大学天文台の女性天文学者モーリーは、スペクトルを線の種類や強さによって次のように分類しました。スペクトル型は高温から低温の順に並んでいます。


  /R−N
 O−B−A−F−G−K−M 
  \S


(Oh,Be A Fine Girl,Kiss Me Right Now,Smack とすれば覚えやすい)

O,B,Aは青白色、Gは黄色、M、N、Sは赤色の恒星です。さらに細分化するときにはそれぞれ0から9までの番号を付けます。ちなみに太陽はG2型に属しています。O型星は5万度近い高温星、G型星は6000度くらい、M型になると3000度くらいの低温の恒星です。