「アルゴル型変光星」
 食変光星の一種で、ペルセウス座β星(アルゴル)が代表です。食変光星アルゴルは、明るい星と暗い星からなる連星で、2.867日という比較的短い周期で、2.2等級から3.5等級まで変化します。アルゴルの変光曲線と2星の位置関係で言うと、明るい星が暗い星に隠された時に、大きな光度変化が起きます。これを第1極小と言います。また、明るい星が暗い星を隠すときにも僅かな光度変化が起きています。こちらを第2極小と呼んでいます。