「ミラ型変光星」 くじら座ο星ミラは約332日の周期で最大2.0等級から10.1等級まで変光する代表的な脈動変光星です。ミラの変光は、1596年にドイツのファブリキウスによって初めて発見されました。ミラ型変光星の変光範囲は2.5等級以上と大きく、周期は80日〜1,000日にもなります。非常に規則正しい変光をする晩期型の巨星で、M型のスペクトルを持つものが90%以上と、もっとも多いのが特徴です。