「フラウンフォーファー線」 太陽光線を分光器にかけると、赤から紫までの連続スペクトルの中に、多くの暗線があることが発見されています。発見者の名前をとって「フラウンフォーファー線」と名付けられています。これは、光球より上の彩層の原子によって吸収されるために起こります。これらの線の位置を分析することによって、その原子が何であるかを決めることができます。そのため、遠方の恒星に含まれている原子の種類を決めるのに、重要な役目を持っています。「吸収線」とも言います。