昆虫の世界


ツマグロヒョウモン

日常、ふと出会う蝶やその他の昆虫たち。つい見過ごしてしまう小さな生き物の姿はよく見ると美しくもあり、不思議でもあり、時には残酷でもある。昆虫に見るその世界は人の想いとは隔絶してそこに厳然と存在している。そんな世界を垣間見たいと思った。クモなどの節足動物やカエル・サンショウウオなどの両生類もここで取り上げることにした。もともと昆虫は節足動物の一綱。クモは真正クモ目に属する。カエルは両生類・無尾目、サンショウウオは有尾目に属している。昆虫は種類が多く、チョウ、トンボ、バッタ、カマキリ、カメムシ、ハエ、ハチ、甲虫など全動物の80%を占めていて、その数たるや100万種を超えていると言われている。昆虫はいろいろ私たちに教えてくれる。ぼくが一番教えられたのは虫たちの持つ眼の構造と機能であるが、ある人たちにとっては仮面ライダーのアイデアを思いついたりしている。人それぞれ違うが、虫たちといい付き合いをしていきたいと思う。