カエルの表情


ヤエヤマアオガエルと名づけられた体長4〜5cmの小さなカエル。八重山諸島に生息しているところからこの名がある。まあるいめだまの真中に横一線に引かれたようなまぶたからじっとこちらを見ている。指先には吸盤があって地面にしっかりと吸い付いているようだ。昔、おしりのところから空気を送り込んで跳ねるカエルのおもちゃがあったが、何となくそんな表情をたたえていてユーモラスだ。
撮影:2003年1月 西表島にて 加藤 渉