●朝から気持ちのいい快晴。埼玉県ときがわ町にある堂平観測所91cm反射望遠鏡を使って土星のビデオ撮影する機会を得たので友人と出かけていった。ドーム内は割合冷えている。良く見えるだろうと期待して覗いてみると、像はゆらゆらで流れるような感じ。しばらくすると少し像も安定してきたので撮影する。それでも91cmの威力はまだ発揮できていない。シーイングの影響をもろに受けているようで、解像的には自宅の25cmニュートン反射の方がいいが、明るさではさすがに91cmの方が優っている。 撮影はフィリップのSPC900NCというWEBカメラで60秒行なう。91cmカセグレン焦点（焦点距離約16m）に取り付けての撮影だ。土星は画面いっぱいになる。さすがに迫力はあるが、ピントがいまいち来ない。堂平での観測はこれで3度目であるが未だに良いシーイングに恵まれない。Registaxで画像合成してもいい像とはならなかった。そのためビデオでお届けすることにした。 像は揺れている、しかしそれがかえって臨場感を感じさせる、そんな映像をご覧いただきたい。下の画像をクリックして再生するか、マウスの右クリックで「対象をファイルに保存」で保存してから再生してみてください。Windows Mediaplayerで再生できます。参考のために自宅の25cmニュートン反射望遠鏡による映像も掲載しました。 |
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撮影：2007/5/26 堂平観測所にて |
