ポプラでチェンバロ製作



近くでチェンバロの製作工房を開いている友人の横田誠三さんによる記事が今朝の日経に掲載された。
北海道大学のポプラ並木が2004年の台風18号によって27本も根こそぎ倒されたことから話が始まる。ポプラ材を使ってチェンバロ製作を依頼されたのが横田さん。先日、ほとんど完成したチェンバロで、クラーク博士ゆかりのチェンバロ演奏家水永牧子さんによって東松山で仮披露されたばかりである。題して「うぶ声コンサート」。9月には北海道の地元でお披露目演奏会が開かれることになっている。ポプラの一部が倒れて朽ち果てる前にチェンバロとして生き残ったわけで、後世までこのチェンバロが愛され演奏されることを願ってやまない。
横田さんは、サロンコンサート「折々の会」を運営している方でもある。チェンバロ情報はこちらをご覧になっていただきたい。製作過程などが紹介されている。

折々の会
記:2006/6/21