火星は約2年2ヶ月ごとに地球に接近する。今回は2003年の大接近時の80%の大きさまで拡大して見える。最接近する10月30日の視直径は20.2″。観測に適するのは8月から年末にかけての期間である。この機会に火星を覗いてみては如何だろうか?今回の視直径を超える大接近は2018年とだいぶ先になる。
撮影した画像を下の「写真ギャラリー」に順次掲載していくつもりなのでご覧になってください。


火星の位置
(by Stellanavigator7)

火星の視直径の変化 (by Stellanavigator7)

火星接近表
接近日 視直径 距離
2003/8/27 25.1″ 0.3727天文単位 5576km
2005/10/30 20.2″ 0.4641天文単位 6942km
2007/12/19 15.9″ 0.5893天文単位 8817km
2010/1/28 14.1″ 0.6640天文単位 9933km
2012/3/6 13.9″ 0.6737天文単位 10078km
2014/4/14 15.2″ 0.6176天文単位 9239km
2016/5/31 18.6″ 0.5032天文単位 7528km
2018/7/31 24.3″ 0.3850天文単位 5759km



 写真ギャラリー    Photo by Yasumi Kato 

 ( 下の写真をクリックすると、大きな画像と説明を表示します )

8月6日〜7日

8月20日

8月30日

9月1日

9月3日

9月8日

9月13日

9月17日

9月18日

9月19日

10月1日

10月2日

10月13日

10月31日

11月1日

11月4日

衝までの経過

11月9日

11月12日

11月19日

11月22日

11月26日

12月1日

12月3日

火星シミュレーション  ●観測時刻にどんな模様が見えるかがわかります。(著作・製作:池村俊彦)
 
2003年火星大接近写真ギャラリー